米カリフォルニア州ロスガトス-(BUSINESS WIRE)—- （ビジネスワイヤ） — スマートモジュール式Flex MLPEプラットフォームのパイオニア企業であるタイゴは本日、新しいTS4-F（火災安全性）を一体型および改良／拡張型のジャンクションボックスカバーとして提供中のTS4プラットフォームに追加したと発表しました。TS4プラットフォーム中で最もコスト効率に優れた迅速遮断ソリューションとなるTS4-Fには、世界中のメーカーとの一体型PVモジュールの形で製品ファミリーが構成されることになります。2018年第1四半期に提供可能となる新たな「一体型TS4-F」および「改良／拡張型TS4-R-F」については、しかるべきPVモジュール供給業者にお問い合わせいただくか、タイゴのウェブサイトをご覧ください。
TS4プラットフォームを構成するTS4-Fは超高精細コア（UHDコア）を活用し、出力が475Wまで、電圧が90Vまで、電流が12AまでのあらゆるPVモジュールに対応します。さらに、TS4-Fは電力線通信（PLC）に関係するサンスペック・アライアンスの信号仕様を独自にサポートしており、サンスペック仕様準拠のあらゆる迅速遮断開始装置と連動します。タイゴはSMAを含む複数のインバーター供給業者との適合性を試験しており、適合インバーターポートフォリオを今後も拡大していきます。
TS4-Fの特長は下記の通りです。
- NEC 690.12 2017準拠の迅速遮断ソリューション
- 475Wまでの全モジュールに適合
- サンスペック・アライアンスの迅速遮断仕様をサポート
- サンスペック対応開始装置すべてに適合
- モジュールレベルの起動停止
- 自動遮断または手動遮断
- 過温度保護および過電圧保護
- 特許取得済み
- 容易な設置
- UHDコア技術による優れた性能
- UL認証審査中
- PVモジュール一体型および改良／拡張型のソリューションとして提供可能
タイゴのZvi Alon最高経営責任者（CEO）は、次のように述べています。｢TS4-Fは市場の中でサンスペック・アライアンスの信号仕様をサポートする初の特許取得済みMLPEを提供するために開発しました。義務的な遮断要件のみに対処したく、最適化やモニタリングの機能を必要としないPVシステム所有者にとって、TS4-FはTS4プラットフォームのあらゆる安全機能を備えつつ、コスト効率に優れた認証済み迅速遮断ソリューションとなります。｣
TS4-F（火災安全性）とTS4-S（安全性）の違いは？
タイゴのTS4-FとTS4-Sはいずれも迅速遮断装置ですが、TS4-FはPLCサンスペック仕様に準拠した信号を、TS4-Sは無線による信号を利用します。TS4-Fは迅速遮断の要件を満たす開始装置が必要ですが、TS4-SはタイゴのCCAとゲートウェイを使用して迅速遮断の信号を発します。TS4-Fはコスト効率よく迅速遮断を行う一方、TS4-Sはモジュールレベルのモニタリング機能に加え、迅速遮断の機能を搭載しています。TS4-FとTS4-Sのいずれも特許を取得済みです。
タイゴのTS4-Fは世界中のモジュールメーカーとの一体型ソリューションとして出荷できる状態にあります。価格と納入については、電話（+1.408.402.0802（外線1番））や電子メール（[email protected]）でお問い合わせいただくか、www.tigoenergy.comをご覧ください。
タイゴについて
タイゴは経験豊富な技術者チームが2007年に設立したシリコンバレー企業です。独自のシステムレベルのアプローチに加え、半導体、パワーエレクトロニクス、ソーラーエネルギーについての専門力を併せ持ったタイゴのチームは、ソーラー業界向けに第1世代のスマートモジュールオプティマイザー技術を開発しました。タイゴの理念は、総合的で改良可能なFlex MLPEと通信技術を活用して、太陽光発電のコスト削減を推進することにあります。タイゴは当業界でモジュールとインバーターを手掛けるティア1メーカーと提携することで、最もスマート性の高いモジュール式プラットフォームTS4の重要な革新活動に傾注し、広範なエコシステムを活用することができます。タイゴは米国、欧州、日本、中国、オーストラリア、中東に営業所を持っています。詳細はwww.tigoenergy.comをご覧ください。
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